携行折りたたみ自転車 ディービーポップストーリー
運命の出会い
![]() 永野社長と坂氏は、2006年秋、東京のイベントで知人を通じて知り合いました。お互いの事をまだ何も知りませんでしたが、ものづくりの神髄を知った者同士が出会い、こだわりのある作品を共同開発で作り出す計画を決断するのに、それ程時間は掛かりませんでした。坂氏は、2002年環境庁主催の公募コンペ「魔法のほうき」で優秀賞を受賞してから、折りたたみ自転車のプロジェクトをスタートしていました。単独で企画、設計をこなし自分のデザインしたものを実用化できるメーカーを探していました。何社か契約し、いくつか試作品も作りましたが、軽さと強度と実用性に納得がいくものがありませんでした。株式会社ナガノは、軽さと強度を兼ね備えた独自のアルミ材を持ち、アルミ三脚、アルミリヤカーなど色々な分野で軽量化の開発・製造・販売を手掛け、もの造りの技術を培ってきました。これは、運命的な出会いであり、坂氏のデザインと株式会社ナガノの技術の融合の始まりでした。 |
小さな後押し
永野社長と坂氏が出会ってまもなく、坂氏から1通の手紙を見せていただきました。坂氏の力量をうわさに聞き、ひとりの足の不自由な女性からの手紙でした。「前略・・・私は、足は不自由で歩行は大変ですが、自転車には乗れます。既存の自転車は重たくてデパートにも行ったことがありません。引いてどこまでも行ける自転車を作ってくれませんか?・・・」この手紙の願いをヒントに、常に行動を共にする今までにない縦折り折りたたみ自転車「ディービーポップ」の原形が出来上がっていきました。 |
もの造りの神髄
しかし、納得のいく自転車に仕上げるためには、お互いにこだわりがあり、共同開発の難しさがありました。どこで妥協するかではなく、どこで納得するかにつきました。もの造りで本当に良い物を作り出すには、妥協はなく、常に前向きな姿勢で取り組みます。ディービーポップの最大の特長である「縦折りで1.2.3の3段階の組立て展開」でも、納得出来るまでに何回も試作を繰り返し、毎日が試行錯誤の日々でした。誰にでも簡単に1・2・3で組立て展開が出来るようにしたいので、1・2・3・4ではどうしても納得がいかないのでした。 |
若い力
折りたたみ方について試行錯誤の日々が続いていた時、永野工場長(永野社長の息子(2代目))が、思っても見なかったアイデアを考え出しました。やはりかえるの子はかえるでした。柔軟な発想でベテランをうならせました。次世代への繋がりを確信した瞬間でした。ここからディービーポップの超軽量で、小径でありながら乗りやすさを追求したスマートさが出来上がっていきました。 |
もの造りとは
2009年度グッドデザイン賞受賞までの2年半の月日は長いようで短いものでした。この度、名誉あるグッドデザイン賞をいただきましたが、この受賞はゴールではなくスタートだと思います。ものづくりに終わりはありません。お客様により良い商品を提供させていただくため、折りたたみ自転車「ディービーポップ」はこれからも進化し続けます。 |



しかし、納得のいく自転車に仕上げるためには、お互いにこだわりがあり、共同開発の難しさがありました。どこで妥協するかではなく、どこで納得するかにつきました。もの造りで本当に良い物を作り出すには、妥協はなく、常に前向きな姿勢で取り組みます。ディービーポップの最大の特長である「縦折りで1.2.3の3段階の組立て展開」でも、納得出来るまでに何回も試作を繰り返し、毎日が試行錯誤の日々でした。誰にでも簡単に1・2・3で組立て展開が出来るようにしたいので、1・2・3・4ではどうしても納得がいかないのでした。